恋愛コラム

結婚前に同棲はしたほうがいい?結婚前の同棲のメリット・デメリットと同棲生活のコツ

既婚者が「結婚前に同棲すべき!」と力説しているのを聞いたことはありませんか?
逆に、親世代は「結婚前の男女が同棲するなんて許されない」と憤慨することも。

結婚前に同棲を考えているけど、大丈夫かなぁ?

結婚前の同棲にもメリット・デメリットがあります。しかし、対策を練っておけば問題ないですよ!

そこで結婚前に同棲するメリットデメリット、そして、同棲生活のコツをお届けします。

結婚前に同棲するメリットとデメリット

まずは結婚前に同棲するメリット、デメリットを比べてみましょう。同棲するかどうかを悩んでいる方は、まずこちらから読み進めてください。

結婚前に同棲するメリット

結婚前に同棲するメリットは結婚生活のシミュレーションができることです。同棲では、結婚生活の行方を左右する重要な以下の4点が浮き彫りになります。

相手の素顔がわかる

同棲をする1つ目のメリットは、相手の素顔がわかることです。素顔とは、お化粧前の顔のことだけではありません。

笑いのつぼ、悲しむポイント、腹を立てるタイミング、そして匂い。同棲をすれば、相手の素顔がある程度わかります。

これから結婚生活がスタートするわけですが、その前に素顔を知ることで結婚生活をイメージしやすくなります。

何も知らずに結婚をしたら、「デートの時と全然違う!」と幻滅して、結婚生活が破綻する可能性も。

相手の生活習慣がわかる

  • 「ドアを開けたらきちんと閉めるタイプ」
  • 「あらゆる扉、ドアをあけっぱなし」

ドアの開け閉めひとつをとってみても、性格によって大きく異なります。ドアを必ず閉めるタイプの方が、あけっぱなしタイプと暮らしたら大きな苦痛を感じることになりかねません。

一方の生活態度が常識外れであれば、一方を是正すればよいでしょう。けれどもどちらがいいとも悪いともいえないこともあります。

たとえば、シーツの交換頻度です。「二日に一度シーツを交換したいタイプ」と、「1か月に一度シーツを交換したいタイプ」ではお互いの歩み寄りが必要ですね。

結婚前の同棲はこういった価値観の違いをすり合わせる絶好の機会です。

相手の家事力がわかる

同棲によって、男女問わず家事への取り組み方、家事スキルレベルがわかります。一通りの自炊ができるかどうかも確認できますね。

ただ、家事スキルがなくても問題はありません。必要なのは、「家事に主体的に取り組めるかどうか」です。

スキルがなくても、家事を「自分の仕事」として取り組む姿勢があれば大丈夫。

ゴミ捨ては、ゴミを捨てるだけでなく家中のゴミ箱からゴミを集めて、ゴミ袋をセットするところまでがゴミ捨て。

そういったことに気づき家事を単体で考えるのではなく、全体の流れを考えられる人かどうかも重要です。

相手の金銭感覚がわかる

結婚生活では金銭感覚のすり合わせも大切です。

外食の頻度や貯金、資産運用、保険に関する意識、衣服や美容にかけるお金の感覚などを結婚前に知ることで、結婚生活をスムーズに進められます。

結婚前に同棲をするデメリット

結婚前に同棲をするデメリットは以下の2点です。結婚前の同棲にはメリットが多いものの、以下のデメリットがあることも知っておきましょう。

結婚が白紙になるリスクがある

同棲では、デートだけしていた時にはわからなかった相手の欠点が見えてしまいます。

だらしない点があるかもしれませんし、浪費家かもしれません。逆にあなたが相手に幻滅されるリスクもあります。

要するに、欠点が見えることによって仲が悪くなり、結婚話がなくなってしまう可能性があるのです。

「結婚生活のことは二の次!とにかく結婚したい」という方にとっては同棲がリスクになります。

親からの印象が悪くなるリスクがある

全ての親世代がそうとはいいませんが、一部の親世代は結婚前の同棲に否定的です。

女性側の親、男性側の親のいずれも、自分の子どもではなく「子どもの恋人」が「同棲をけしかけた」と考えがち。

結婚前に、配偶者の親に悪印象をもたれると結婚生活にも悪影響を及ぼします。同棲をする前に、双方の親が賛成していることを確認しておきましょう。

結婚前の甘い同棲生活をスムーズに進める4つのコツ

同棲生活にはメリットが多いものの、さまざまなハードルが存在するのも事実。

結婚前の同棲を検討している方は以下の点に注意して同棲生活をスタートしましょう。同棲ならではのトラブルが発生しにくくなりますよ。

家事分担の前に必要な家事を二人でピックアップする

同棲生活、結婚生活では家事の分担がトラブルの原因になりがちです。

家事に関するトラブルを回避するために、家事分担をあらかじめ決めるのがセオリーですが、それだけでは問題が発生しやすくなるだけです。

結果的に分担制度を取り入れることは問題ありませんが、重要なのは、ルールを決定するまでの過程。

家事に関するトラブルを回避するために有効なルールの決定方法が「家事の洗い出し」を二人でやること。

一方が、必要な家事をピックアップしてルールを決めると、どうしてもルールのおしつけになりますし、主体性が失われてしまいます。

二人で家事をピックアップすれば双方が主体性を持てますし、名もなき家事の存在もクローズアップされます。

家計を二人で管理する

同棲をしたら、家賃や光熱費等を折半しなければなりません。結婚すれば、生活費の全てを二人で負担します。

お金については、結婚してもたびたび問題になりますので、同棲時代のクリアにしておくのがベター。

家賃、光熱費、食費、日用品費等の二人の出費については、二人で出し合い何にいくら使ったかを明確にしておきましょう。

管理方法は紙ベース、家計簿アプリなどさまざまな方法がありますが、おすすめするのは家計簿アプリ。

複数人数で共有可能な家計簿アプリであれば、家計の管理も容易に行えます。家計簿を付けることで、双方の金銭感覚のズレも徐々にすり合わせ可能なので、結婚生活の練習にもぴったり。

スキンシップを欠かさない

恋人でも夫婦でも、スキンシップは必要。性的なものだけでなく、肩や足を揉んだり、疲れたときにハグをしたりといった触れあいを意識して持ちましょう。

人間は誰しも好きな人と接触することで、愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌されて、幸福感に包まれるのです。

二人で暮らす幸せを満喫して、同棲生活、そして結婚生活のスタートを素晴らしいものにしましょう。

スケジュールを共有する

一緒に暮らしているからといって、スケジュールの共有をおろそかにすると、すれ違いがおきがちです。

仕事だけでなく飲み会やプライベートのスケジュールも都度共有しておきましょう。特に週末の予定は大切。

週末に一緒に過ごせないのであれば、前もって伝えておかなければわだかまりが残ります。

不満、不平、悲しみ、そして喜びをきちんと伝える

同棲しているからといって、何も言わなくても通じ合っていると思ったら大間違い。

不満、不平、悲しみはため込まずに小さく芽生えた時点でパートナーに伝えてください。そして嬉しかったこと、楽しいことも話しましょう。

とにかく「声に出す」もしくは「メッセージで伝える」ことが大切。気持ちは、伝えなければ他人には届きません。

「言わなくても分かっていると思ったから……」という台詞は、恋愛ドラマでもおなじみですよね。コミュニケーション不足に陥らないように、意識して気持ちを伝えましょう。

結婚前の同棲でわからないこと、不安なことはパートナとよく話し合おう

結婚前に同棲をするとき、さまざまな不安が押し寄せると思います。

そんなときは、友達や人生の先輩だけでなく、同棲相手、パートナーとしっかり話し合ってください。結婚生活でも話し合うことは非常に大切。

同棲の不安は同棲前に解消しておきましょう。

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