「結婚したら地獄だった」「離婚したくても子どもがいるからできない」
周囲の既婚者がこんなことを言っていませんか?結婚に後悔はつきものと思ってしまう人も多いはず。
しかし、結婚してから後悔しても、後の祭り。離婚しない限りは、同じパートナーと人生を歩み続けなければなりません。
自分に合う結婚相手の探し方なんてあるんですか?
自分に合う人の探し方はなかなか難しいですが、合わない人の見分け方ならありますよ!
そこで、今回は「後悔しない相手探しの方法」をご紹介します。結婚で後悔したくない方は、ぜひ参考にしてくださいね。
結婚の代表的な6つの後悔ポイント

結婚で後悔しない相手探しの方法を知る前に、結婚で後悔しやすいポイントを知っておきましょう。
- 金銭感覚の違い
- 衛生観念の違い
- 怒りや喜びを感じるポイントの違い
- 希望する性行為の頻度
- 飲酒、喫煙習慣の有無や理解
- お互いに尊敬でできるポイントがない
価値観の違いや性格の不一致を細かく因数分解していくと、ほとんどがこの6つに行き着きます。
これらの「違い」や「ずれ」があるからといって、必ずしも後悔するとは限りません。しかしズレが多いほど、後悔する可能性は高いといえます。
金銭感覚の違い
金銭感覚の違いは、双方の収入差だけでなく、育ってきた環境やこれまでの経験によって大きく左右されます。
「コンビニで飲み物を買うのは当たり前だし、お金がもったいないとは思えない」と考える人もいれば、「自宅でコーヒーを作って水筒にいれていけばいいじゃない」と考える人もいます。
どちらも間違っていませんが、両者はそれ以外の項目でも金銭感覚の差が大きく、暮らしていく中で衝突する局面が多いはず。
衛生観念の違い
「シーツは毎日交換したい」「お風呂に入った後しかベッドに入らないんだから、シーツの交換は3か月に1度でいい」
両者の主張は平行線になりますよね。
毎日交換派は、3か月に一度しかシーツを交換されないベッドで眠るなんて拷問のような嫌悪感を覚えるでしょう。
そして、3か月に1度交換派は、毎日シーツを交換している姿を見て、「潔癖症過ぎる」とモヤモヤしてしまうかもしれません。
このように、衛生観念に大きな隔たりがあると、日々の暮らしでストレスが溜まってしまいます。
怒りや喜びを感じるポイントの違い
どんなときに、怒りや喜びを感じるのかは人それぞれ。まったく同じ人はいません。でも、それがあまりにも違いすぎると、衝突が増えてしまいます。
夫婦2人だけの時はその差は小さくても、子どもが生まれてから違和感が大きくなって耐えられなくなることも。
希望する性生活の頻度の違い
セックスは、夫婦にとって非常に重要な行為。「毎日でもしたい」と考える方と、「月に1度くらいあれば十分」と考える方が一緒になったら、どちらかが我慢をし続けることになります。
2人の間をとったとしても、どちらにとっても苦痛です。男性だから性欲が強いとは限りませんし、女性が淡泊とも限りません。
飲酒、喫煙習慣の有無や理解
飲酒や喫煙習慣があるかどうか、そしてそれらの習慣に理解があるかどうかも大切な要素です。
「毎日お酒を飲む習慣がある方」はそうでない方にとって、「無駄にお金を使うし、酔っ払って面倒くさい」と思われることがあります。喫煙習慣も同じです。
双方が、同じ飲酒習慣、喫煙習慣があったとしても、完全にわかりあえるとは限りません。特にお酒の問題は、深刻になりやすいので注意が必要です。
お互いに尊敬できるポイントがない
結婚でも恋愛関係でもそうですが、双方が尊敬し合えることは非常に重要です。
どんな些細なことであっても、「すごいなあ」と思えるポイントがなければ、喧嘩をしたとき、気持ちがすれ違ったときに、「もういいや」と諦めてしまいやすくなります。
結婚で後悔しない相手を探すためにできること

結婚で後悔しないために重要なのは、前述の後悔ポイントができるだけ少ない方と結婚をすること。
そして、後悔ポイントがあったとしても、対話で歩み寄れる相手を探すことです。
もちろん、すべてのポイントが大きくずれていてもうまくいくカップル・夫婦は存在します。しかし、できるだけ将来後悔の芽は摘んでおきたいですよね。
この章では後悔ポイントの有無を探るため、歩み寄れる相手を見つけるためにできることをご紹介します。
- 好きなテレビ番組、映画、本、漫画について話す
- 違和感を飲み込まない
- 会話の頻度、テンポが同じ相手を選ぶ
- 違和感を飲み込まず、より多くのお相手と会うこと
好きなテレビ番組、映画、本、漫画について話す
相手の怒りポイント、喜びポイントを簡単に把握できるのが、テレビ番組や映画、本、漫画です。日頃から映画や本、漫画と触れあうことはなくても、これまで生きてきたなかでテレビをほとんど見ていない方は少ないはず。
好きなバラエティ番組やアニメ、ドラマを聞いて、自分と趣味嗜好が似ていれば、喜びポイントや怒りポイントが近しい可能性が高いでしょう。
違和感を飲み込まない
初めてのお見合いや、その後のやりとりの中で、「あれ?」と思う違和感が生じることがあります。
その時に、違和感を飲み込まないでください。「気のせいかも」と、飲み込んでしまうと後々大きなズレとなってあなたを苦しめます。
お見合いのときの、店員さんへの態度、敬語の使い方、座り方などちょっとしたところで、違和感を覚えたらそのお相手は避けたほうが無難です。
会話の頻度、テンポが同じ相手を選ぶ
複数の後悔ポイントがあったとしても、相手に合わせて双方が無理なく歩み寄れれば問題はありません。
そのために必要なのは、「会話」です。しかも、双方の頻度、テンポが一致した会話が求められます。
- 一方がまくしたてるように話して、口を挟む隙がない
- 何を言っても反応が薄い
- 会話が続かない
そんな相手とは、価値観の違いを埋めるための対話は不可能です。
無口な人同士、同じテンポで話ができる人同士であれば、会話が少なくても問題はありません。
しかし、一方は沢山話すのに、もう一方はまともに相槌も打たないような間柄では、双方が歩み寄ることも難しいですよね。
違和感を飲み込まず、より多くのお相手と会うこと
結婚で後悔をしないためには、「目の前の相手しかいない」と思い込まないことが大切。
「この人しかいないんだ」と思ったら、視野は狭まり、違和感を見過ごしてしいます。
より多くのお相手と出会うためには、これまで通りの生活はNG。結婚相談所に登録したり、婚活サイトに登録したりして、より多くの人と出会うための努力をすべきです。
自然に任せて1年に1人と出会うより、婚活ツールを作って、1年に12人と出会ったほうが、後悔ポイントが少ない相手と出会える確率が高くなります。
後悔のない結婚をするためには違和感を無視しないこと!
今回は、「後悔しない相手探しの方法」についてお伝えしました。
結婚は一生のパートナー選びなので、大きなズレを無視し続けてしまうと後悔してしまうことになります。
なるべく多くの人と会い、後悔のない婚活にしましょうね。当相談所でも婚活のサポートをしているので、もしこの記事が参考になった方はお気軽にお問い合わせください。