学歴は結婚に重要?学歴で悩む方必読の婚活

その昔、女性が結婚相手に求める条件は高身長・高学歴・高年収の「3高」といわれていました。今は昔ほど配偶者に高い条件を課すことはないものの、それでもやはり「学歴」は気になるところです。

やはり婚活には学歴は必要なのかな…

そんなことはありません!確かに、ある程度の学歴を求める人が多いのは事実です。しかし、対策はできますよ。

そこで今回は学歴と結婚の関係、また学歴で悩む方が結婚する際にぶつかりやすいハードルの乗り越え方についてお届けします。「結婚したいけれど自分の学歴が……」と悩んでいる方はぜひ読み進めてくださいね。

結婚で学歴は重視される?婚活市場のリアルとは

まずは結婚相手に求める最終学歴についてのリサーチを確認してみましょう。

プレジデントが行った調査によると、結婚相手に求める理想の学歴は、「学名を問わず大卒」と答えた方が36.8%でした。高校卒業と答えた方は19.2%です。調査結果の全貌をチェックしておきましょう。

●男性が結婚相手に求める理想の最終学歴
・中卒……1.8%
・高校卒業……19.2%
・専門学校、短大……14.2%
・大卒であればどこでも……36.8%
・大東亜帝国クラス……2.6%
・日東駒専クラス……8.1%
・成城・成蹊・明治学院クラス……5.9%
・MARCHクラス……5.7%
・国立・早慶クラス……5.7%

●女性が結婚相手に求める理想の最終学歴
・中卒……1%
・高卒……7.8%
・専門学校、短大……5.7%
・大卒であればどこでも……43%
・大東亜帝国クラス……1.1%
・日東駒専クラス……7%
・成城・成蹊・明治学院クラス……8.4%
・MARCHクラス……14.3%
・国立・早慶クラス……11.6%

https://president.jp/articles/-/34623?page=2より

プレジデントオンラインの調査によると、男性女性ともに50%以上の方が結婚相手には「大卒以上であること」を望んでいます。

また男女ともに大学のランクについてのこだわりを持っている方も多く、結婚相手を選ぶ際に学歴を重視する方が多いといえそうです。

とはいえ、理想的な学歴ではないからといって悲観することはありません。誰しも「理想」と「現実」には差があることを知っています。同じ調査で「妥協できる最終学歴」も尋ねたところ、以下の結果となりました。

●男性が結婚相手に求める妥協できる最終学歴
・中卒……15.7%
・高校卒業……39%
・専門学校、短大……11.8%
・大卒であればどこでも……20.6%
・大東亜帝国クラス……3.7%
・日東駒専クラス……5%
・成城・成蹊・明治学院クラス……2.6%
・MARCHクラス……1.1%
・国立・早慶クラス……0.6%

●女性が結婚相手に求める理想の最終学歴
・中卒……5.5%
・高卒……26.4%
・専門学校、短大……12.7%
・大卒であればどこでも……30.8%
・大東亜帝国クラス……3%
・日東駒専クラス……7.2%
・成城・成蹊・明治学院クラス……9.5%
・MARCHクラス……3.8%
・国立・早慶クラス……1.3%

https://president.jp/articles/-/34623?page=2より

妥協できる最終学歴では、男女ともに高卒の割合が大きく増加しています。多くの方が結婚相手の学歴の理想を掲げているものの、必ずしも高学歴である必要はないと考えているようです。

中卒、高卒、Fランク大学での婚活は不利?

次に、中卒、高卒、Fランク大学卒の婚活について掘り下げてみましょう。

文部科学省発表の進学率

まずは平成30年度に文部科学省より発表された「学校基本調査」によると、高校を卒業した人のうち、大学に進学をした人は49.7%、専門学校に進学した人は15.9%、就職した人は17.5%でした。

「大卒でなければ結婚は厳しい」といったイメージを抱きがちですが、今でも大卒者の割合は高校卒業者の約半数ですので、大卒者は圧倒的なマイノリティとは言えません。

半数は大学に進学していないわけですから、大卒未満の学歴であっても十分に結婚は可能です。

中卒者の婚活は難しい

中学を卒業してから就職した方、進学していない方の婚活は高卒者、大卒者と比較するとやはり不利になります。

特に男性の中卒者は女性からの印象が悪く、マッチングサイトや出会い系等の出会い方では選択肢にすら入れて貰えない可能性もあります。

高卒者の婚活は比較的容易

先ほどご紹介した統計でも分かるとおり、高校を卒業した方の中で、大学や専門学校に進学した方は、65.6%。高卒者は割合こそ少ないもののまだまだ多数存在しますので、婚活市場でも十分に戦えます。

また男女ともに、最終学歴が中卒・高卒であれば妥協できると答えた方の割合は、男性であれば半数、女性でも3分の1。

したがって、高卒であれば婚活市場で必ずしも不利になるとは限りません。

Fランク大学卒の婚活はさほど難しくない

Fランク大学や偏差値計測不能の大学は、都市圏、地方ともに存在しますが、それらの大学を卒業している方の婚活はそれほど困難ではありません。

もちろん、旧帝大や早慶、MARCHといった大学と比較すれば婚活のパロメーターとしては劣りますが、「大卒であれば問題ない」と考えている方が多いので、婚活市場においては大きな問題にはならないでしょう。

高学歴すぎても婚活で不利に?

東京大学や京都大学、慶應義塾大学などの一般的に高学歴といわれる方も、婚活で不利になるケースがあります。

女性が高学歴の場合は、敬遠されやすい

女性が高学歴の場合、結婚しにくいといわれています。男性は、「女性を守る」、「女性をリードする」といった固定概念は未だ根強く残っています。

すると、男性は無意識のうちに「女性よりも自分の学歴が低いこと」を気にしてしまい、高学歴の女性を選択肢から外してしまうのです。

学歴と仕事がアンマッチな高学歴男性は結婚しづらい

男性は女性と比較すると高学歴が歓迎されやすいですが、実は「現在の仕事と学歴がマッチしていない人」は敬遠されがちです。

「高学歴で30代、工場の派遣社員」というような方は、どうして?と疑問を抱かれて選択肢から外されやすい傾向にあります。

学歴が原因で婚活がうまくいかない方がやるべきこと

婚活市場で不利になりやすい学歴の方、学歴のせいで婚活がうまくいかないと感じている方がやるべきことを解説します。

あなたの婚活がうまくいかないのは本当に学歴のせい?

まずは本当に学歴のせいで婚活がうまくいかないのか、それとも自分に問題があるのかを考えてみましょう。

社会に出たことがある方は、「学歴は重要。でも大切なのは今」ということがわかるかと思います。

一般的に低学歴といえる方であっても、社会的に成功していれば恋愛、結婚には不自由しません。「高校卒業後、工務店に大工として就職。30才で独立、年商3000万円」という風なキャリアを歩んでいる方は、それほど婚活では苦労しないでしょう。

つまりあなたが婚活でうまくいかない理由は、学歴ではなく現在の年収、仕事にある可能性が高いのです。

もしそうであれば、学歴よりも先に年収を上げる方法、転職する方法を考えたほうが建設的です。

中卒、高卒の方は職場恋愛の可能性を探る

中卒、高卒で婚活に悩んでいる方は、オンラインでの出会いより、職場での出会いを探してみましょう。

職場にはおそらく同じ学歴の方が在籍しているはずです。同じ属性であれば、お互いの学歴は気になりませんので学歴は障壁になりませんよね。

もし同じ属性の方が多い職場でも、出会いがない、恋愛に発展しないのであれば、学歴ではない何かが婚活のハードルになっています。

学歴ではなく、知性・品性で勝負する

学歴が低い方と高い方の間には大きな差はありません。学歴が低い方は、ご自身の学歴に引け目を感じがちですが、卑屈になるのはNG。

「私なんて」、「俺なんて」と落ち込む前に自己研鑽に励みましょう。学歴がなくても常識、時事ネタ、マナー等をきちんと身に着けていれば問題はありません。

たとえば2020年のベストセラー、「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養」を読破すれば、付け焼き刃ではありますがあなたの中に様々な引き出しができます。引き出しが増えれば増えるほど、会話に深みがでますので、学歴等気にならなくなりますよ。

学歴が気になる方は、結婚相談所に相談しても◎

学歴で婚活がうまくいかないと感じている方は、思い切って結婚相談所に相談をしてもよいでしょう。

結婚相談所では、会員のニーズを深掘りしてマッチングさせますので、学歴にコンプレックスがあっても問題なくお相手を探せます。クロヤギ相談所でもいつでもご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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